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SISAM COFFEE 新聞 vol.30

こんにちは。SISAM COFFEE新聞編集長のサタケです。

前回のSISAM COFFEE新聞では、フィリピン出張で訪ねた、
フェリーさんの農場についてお伝えしました。

今回は、SISAM COFFEEを生産者さんから買い付け、日本へ届けてくれている、
NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)」のスタッフさんと、
セミナーで訪れた村の生産者さんにインタビューをしてきた様子をお伝えします。

長〜いので、ぜひコーヒー片手にゆっくり読んでいただけたら嬉しいです。

まずは、CGNのスタッフさんをご紹介。

CGNは、コーヒー豆の買い付けだけではなく、必要備品のサポート、
コーヒー栽培の技術指導、環境保全など、様々な面で、生産者さんをサポートしています。

そんなCGNで働いているリリーさんに少しお話を伺いました。

リリーさん、実はキューグレーダーという資格を持っています。

キューグレーダーとは、一言で言うと、コーヒーの味や品質の評価ができる資格です。
簡単に説明してしまいましたが、キューグレーダーは世界共通の資格で、
取得するには、とても難しい試験を通らなくてはなりません。
コーヒーの一般的な知識はもちろん、味覚・嗅覚を使い、微妙な味の違いを識別できるか、
などなど、多岐にわたる試験をクリアして初めて、キューグレーダーを名乗ることができます。

そんな素晴らしい資格を持っているリリーさん。
のどかな山岳地帯に暮らす山岳民族の出身で、とても真面目な方。

サタケ:「いつからCGNで働いているんですか?」

リリーさん:「もともと、大学で林学を学んでいて、森林に関わる仕事がしたいと探していたところ、
CGNと出会いました。はじめは、ボランティアスタッフとして働き始め、やがてスタッフとして働くようになりました。」

サタケ:「いつからコーヒーの活動に関わるようになったんですか?」

リリーさん:「CGNのコーヒープロジェクトには、2010年から関わっていて、
フィリピンのさまざまな場所でセミナーを行ってきました。
その中で、キューグレーダーの資格も取りました。」

「キューグレーダーの資格を取るのは、プレッシャーもあって大変だったわー」
と笑いながら話してくれたリリーさん。

それもそのはず、キューグレーダーは試験が難しいだけでなく、
実は試験費用もなかなかお高め。
「命がけで頑張んなさいよ〜(笑)」 と、CGNの代表・反町さんからも
プレッシャーがあったみたいです。笑

無事にキューグレーダーになったリリーさんですが、
今でも毎朝2つのコーヒーを飲み比べ、味の違いを判別しているそう。
純粋に違いが知りたいという気持ちもあるとのことでしたが、
そのプロ意識には、こちらも背筋が伸びました。

サタケ:「キューグレーダーとしてのやりがいはなんですか?」

リリーさん:「資格があるのとないのでは、説得力に雲泥の差が出るの。
資格を取る前も、セミナーを行っていたけど、資格を取った後のほうが、
以前よりも説得力が出て、生産者さんの聞く耳も変わるわ」

たくさんは語らないリリーさんですが、お話を聞く中で、
しっかりとした芯を持った、素晴らしい女性 だなととても感じました。

さらに、リリーさん、実は現在大学院にも通っている学生さんなんです。
まだまだ学びたいことがたくさん。
さらには、9歳と5歳の二人のお子さんのママでもあります。
CGNのスタッフであり、学生であり、ママでもあるリリーさん。
日々、家庭のこと、仕事のこと、学校のこと、とやることが山積みです。

それでも、「自分なりに時間を区切って、子ども達との時間も取るようにしているわ」
とお話ししてくれました。

専門的な知識を持って、
おいしいコーヒーを作るサポートをしてくれているスタッフの存在を知ることができました。

続いて、今回の出張で訪れた村のひとつ、サグポ村の生産者さんお二人にお話を伺いました。

サグポ村は、バギオから約2時間半ほどの山あいにある小さな村です。
ここの生産者さんは、女性がほとんど。

セミナー場所に着くなり、かわいい子どもたちがたくさん遊んでいました。
みなさん、家事・育児をしながら、コーヒー栽培をしています。

生産者さんのお二人、リガオさんとエリファスさんに、セミナーの合間時間に
インタビューをさせてもらいました。

リガオさん(写真右から2番目)は39歳で、5人のお子さんのママでもあります。
エリファスさん(写真左)は32歳、3人のお子さんのママです。
みなさん子だくさん!!

サタケ:「いつ頃からコーヒー栽培をしているのですか?」

エリファスさん:「2002年ごろから。裏庭で5本の苗木を植えたところから始めたの」

サタケ:「コーヒー栽培を始める前と後では、何か違いはありますか?」

リガオさん:「コーヒー栽培を始める前は、サヨテ(ウリ科の作物)と他の野菜を育てていたけれど、
コーヒー栽培を始めたことで、副収入を得られるようになったわ」

サヨテは、フィリピンではとてもポピュラーな野菜で、市場でもよく見かける作物です。
昔から育てている人も多く、現地の人の現金収入の主な手段でしたが、
サヨテの単一栽培だけだと、森林の土壌が弱ってしまいます。
コーヒー栽培を始めることで、より安定した収入を得ることができ、
土壌を強くすることもできます。

エリファスさん:「それから、こうしてセミナーを開いてくれて、学ぶ機会が増えたこと。
勉強して知識を増やせることはとても自分たちの励みになります。
あと、買いに行くのではなく、自分たちで育てたコーヒーを飲めることかな」

サタケ:「コーヒー栽培で楽しいことは何ですか?」

リガオさん:「自分の育てたコーヒーを飲めることと、自分の育てたコーヒーが、
海外に届けられていること、こうして海外のひとたちとも繋がっていられることです」
と嬉しそうにお話ししてくれました。

サグボ村は、まだまだこれから生産量を増やしていこうとしているところ。
おふたりとも日々、家のこともこなしながら、
コーヒー栽培をしていくことは大変なこともあるそうですが、
家族と離れて出稼ぎなどに出ず、こうした今までの生活の中でも続けていけることは、
とても貴重な手段なんだなと思いました。

フィリピン滞在中、訪れた場所場所で、いつも熱々のコーヒーを出してくれました。
1日何回くらい飲むの?と、インタビューしたお二人に聞くと、
「何回かな?数えたことないけど、日に何度も飲むわ(笑)」 と話してくれた通り、
本当に現地の方も、何杯もよく飲んでいました。
そのくらい、コーヒーは身近なものなんですね。

今回、実際にSISAM COFFEEを作ってくれている生産者さんや、
産地を訪れ、セミナーの中や移動の道中でいろいろなお話を聞き、
フィリピンのコーヒー栽培について、私もたくさんのことを学ばせてもらいました。

奥が深いコーヒー栽培。もちろんこれからの課題もいろいろありますが、
生産者さんにとっても、コーヒーを選ぶ私たちにとっても、そして環境にとっても
良い選択となるアグロフォレストリーで作られた
SISAM COFFEEが持つ可能性も感じることができました。

やーっと入荷したSISAM COFFEEを久しぶりに飲んで、
「やっぱりSISAM COFFEEはおいしい」と思いました。

このおいしい一杯が、届けてくれている方にも環境にもいい、みんなが幸せになるSISAM COFFEE。

これからも、たくさんの方に届けていきたい!と決意新たに、フィリピンを後にしました。

フィリピン出張のお話をお伝えした、前回と今回のSISAM COFFEE新聞。

長々と最後まで読んでいただきありがとうございました!

SISAM COFFEE 新聞 編集長 サタケ

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