白におまかせ
~ 商品部だより vol.3~
海外の作り手とともに、日々商品の開発やデザインに奮闘しているsisamの商品部。
熱い想いや小話をお届けします。
今回は、オーガニックコットンを担当しているスタッフ、キドウからのおたよりです。
白におまかせ
夏になると出番が増える色があります。それは白。
青空に白い雲が映えるように、夏は白が似合います。
太陽の強い日差しも白を着ていると、味方にしてしまえるような気がします。
8月ももう後半に入りましたがまだまだ暑い日が続いています。
蒸すように暑い日、太陽の日差しが強い日、暑いけど何着ていこう…、と悩んだ時に
ぴったりな白をご紹介します!
空気のような白
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生地に独特の凹凸がある、軽い薄手のスラブ生地で作られたチュニックです。
おすすめはもちろん白!
透け感があり着ていても、見ていても涼しさを感じられる1枚です。
スリットが入ったような襟元のキーネックと胸元の切替えがポイントとなり、
デコルテをすっきり美しく見せてくれます。
気になる腰回りが隠れる安心丈ですが
生地が軽く動きがあるので、重く見えません。
身巾もゆったりしていて、空気のように軽く肌にまとわりにくい生地なので風通しもよし!
「暑いっ!今日何着よう?」という日にぴったりです。
ふんわりな白
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「ガーゼ」と聞くだけで、ふんわり柔らかい気持ちになるから不思議です。
日焼けや、汗、乾燥、夏はお肌に過酷な環境ですが、
ガーゼのお洋服を身に付けていると何だか優しく守られているような安心感があります。
こちらのダブルガーゼのトップスはシンプルなシルエットとちょうどいい丈感。
胸元に丁寧に折られたタックが真っ白な生地に豊かな表情を生み出しています。
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清涼感のある白ガーゼは、渋い色目の縦縞スカートとの相性もばっちり。
白ガーゼにはどんなボトムも受け止めてくれる包容力あるのです。
袖口にはさりげなく草花模様の手刺繍がほどこされていて、
生地の優しい肌ざわりと共にインドの作り手の優しい思いも伝わってきます。
ゆとりの白
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次にご紹介するのは、シサムオーガニックのベストセラー、スクエアPulloverです。
大人の女性のためのTシャツをコンセプトに作られたTシャツです。
その名の通り、平置きすると四角いのですが、袖を通すと、驚くほどの立体感!
落ち感のある生地と、裾周りに生まれるドレープが気になるお腹周りをさりげなくカバー。
身巾や腕周りは大きく取っているので、
着ていると身体と生地の間にゆったりとした空間があるように感じます。
ゆとりのある着心地なのに、肩を小さく見せるタックや
袖口に向かって細くなっていく袖の形が全体をスッキリと見せてくれます。
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袖が少し長めで生地量も多いので、真夏には少し暑く感じるかもしれません。
でもそれは柔らかなオーガニックコットンをたっぷり使っているからこそ。
夏は日差しが気になる時や、外は暑いけど電車や職場の冷房で冷えそうだな、という時に重宝します。
また、暑いのか寒いのかわからない・・・と
着るものに悩む季節の変わり目にも頼れる1枚です。
夏を過ぎても白は、いい仕事をしてくれます。
最初にご紹介した2つの白を秋コーデにしてみました。
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ワンピースをシャツコート風に羽織って。
キーネックをインナーにすることで襟元に抜け感が生まれます。
落ち着いた色味になりがちな秋コーデも
白を入れることで顔周りを明るく爽やかな印象を与えてくれます。
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こちらは、カットソー生地のカーディガンを羽織って。
胸元から覗く胸元のタックと手刺繍がかわいいアクセントになっています。
インナーの白のふんわり感とカーディガンのドレープがふんわりと上品な印象に。
どんな色とも合わせやすい白。
合わせる素材を変えることで様々な表情をみせてくれます。
まだまだ続く暑い夏も、これからやってくる秋も
白におまかせしてみませんか??
商品部 キドウ