青と緑
~ 商品部だより vol.1 ~
海外の作り手とともに、日々商品の開発やデザインに奮闘しているsisamの商品部。
熱い想いや小話をお届けします。
第1回は、生地のプリントデザインを担当しているスタッフ、エンドウからのおたよりです。
青と緑
私の好きな色は青と緑です。
いつもどこかに身に着けている色。
時には洋服だったり、時にはバッグ、アクセサリー。。。靴下。
色に迷うときは、青か緑にしておけば、間違いない。
夏の青は、青空や海のイメージ。緑は生き生きとした草木の緑。
ラピスとマラカイト。
くじゃく。
そんな色を夏には着たくなる。
今回は、青と緑に彩られた服のお話です。
今シーズンのテーマ”Harmony“から、生地のデザインで最初に思いついたのは
線と線がハーモニーを奏でる「チェック模様」。
まずは筆で線を重ねて、チェック模様を描いてみることから始めました。
ところが、実際に色をのせてみると、線のハーモニーの隙間から
可愛いひし形の模様が浮かんできたんです。
生地を眺めるほどに、面白いドットに見えてきて、名前をツブプリントにすることに。
ひし形のドットといっても、一つ一つ大きさも形もいろいろ。
そのいろいろをインドのハンドスクリーンで染めていく。
そうすると、また風合いが出て、素敵な生地に仕上がる。
一色一色布にのせていくので、柄の色使いが多いときは、
たま~にプリントし忘れているところがあることも。
も~なんで~!と思う反面、ほんまに1枚1枚手で染められているんだなぁ。。。と実感。
私は家でも仕事でも、できれば好きな服を着て過ごしたいと思う。。
若いころはお気に入りの服は取っておく主義だったが、
好きな服だからこそできるだけたくさん着たい。
もちろん、デリケートな素材のものや汚したくないものは別として。
できるだけ毎日気分を上げて、過ごしたい。
そう思うと、洋服やアクセサリーは、身に着けることで人の気分を変える、
すごい力を持ったアイテムだと改めて思う。。
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ツブヨークスルワールはロングワンピースに合わせて
チラリと見せるコーデをおすすめします。
主役はワンピース?と思いきや足元から見えるツブプリントのスルワールです。
もちろん、ショート丈のトップスともばっちり合いますが、
ぜひ一度試していただきたいコーデです。
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スカートには白の手刺繍がほどこされたノースリーブと合わせて涼やかに。
ミトラバリの白いビーズネックレスでさらに涼しげな、お出かけ仕様になります。
ショールを一枚持ち歩くと、冷房、日焼け対策にも。
横姿でヒラリと見せる手刺繍のお花、そしてその下でツブプリントが舞う様子には
ドキッとするほど素敵な手しごとが詰まっています。
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ワンピースは夏らしくこの綺麗な色を生かして思い切りよくがおススメ。
いつもは少しなじむ色を着ているという方に是非着て欲しい!
鮮やかなブルーをまとうと、とにかく気分が上がります!
こんな色のワンピースは初めてで。。。という方は、カーディガンと合わせて。
そして、思い切ってカーディガンを脱ぎましょう!
この夏、いろんな色に挑戦して、新しい自分を見つけてみてください。
イメチェンは3日で慣れると信じています!
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