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旅するコラム「ガネーシャのお祭り」

ミズカミがインドに訪れた9月は、ちょうどガネパティプジャ(ガネーシャと祭る催事)が行われる時期だった。

宗派や生活する地域によって、多様な神様が存在するインド。

フェアトレードNGO「クリエイティブ・ハンディクラフト」の生産者が多く暮らすマハラシュートラ州では、
ガネーシャをもっとも重要な神とする人々が多いそうだ。

この時期は各家庭で特別なお菓子がふるまわれ、お祭りへの胸の高鳴りと静かな祈りが、それぞれの心に宿る。

ミズカミは、生産者の一人、シャブナムさんの家にお邪魔した。

今日のふるまいのため、地元のお祭りのお菓子をわざわざ取り寄せてくれたそうだ。

お皿に並ぶ愛らしいお菓子たち。

ハチミツがかかっているのか、なんだか懐かしい甘さがする。

作り手たちが暮らすスラム街は、家々のすき間に細い細い通路が続く。

左右、上下、どこに目線をやっても人々の生活の気配であふれている。

ガネパティプジャでは、そんなすき間を埋め尽くすように、お祭りの喧騒が花開く。

どんどんがしゃがしゃ! どんどんがしゃがしゃ!

うるさいほどの太鼓の音をかき鳴らしながら、おそろいのTシャツを着た男性たちが練り歩き、
子どもたちが嬉しそうに後を追いかける。

朝早くから、寝る時間になるまで、音はずっとずっと続く。

地元のスタッフが、「一年で一番うるさいお祭りだよ」と教えてくれた。

それぞれの家の玄関では、チョークで描かれた可愛い装飾が、目を楽しませてくれる。

「ランゴリ」という文化だそうだ。

ミズカミが描いていたスラム街のイメージが、そのなかで過ごす時間とともに少しずつ形を変えていく。

スラム街のなかには商店や床屋さんなども存在し、すべてそのコミュニティの中で生活が成り立つ。
彼らにとっての「快適さ」を少しでも叶えようと、さまざまな工夫も凝らされている。

たくさんの人々が深く生活の根を張った、大切な街なのだ。

あるところでは、華やかに装飾されたガネーシャ像の前で、
子どもも大人も祈りをささげている。

あるところでは、まるで御神輿をかつぐように、ガネーシャ像を大事そうに運んでいる。

日本では想像できないほど、人々の身近なところに神様が存在しているのだ。

私たちが手にしたことのないものを、彼らはずっと持ち続けているように思う。

インドもどんどんと近代化され、街やシステムはめまぐるしく変化しているけれど、
そう簡単には動かされないものが、確かに存在する。

彼らの神様へ向けるエネルギーや喜びが、そのことを真っすぐに教えてくれる。

 

FAIR TRADE LIFE STORE by sisam FAIR TRADE
タニ・ミズカミ

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Creative Handicrafts / クリエイティブ・ハンディクラフト

from India

インドの巨大スラムで、縫製の仕事と多様な支援プログラムを通じ、女性たちの幸せを全方向から支援する。

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