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わたしのsisamものがたり5
自分にまっすぐに
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“物と物との繋がりだと思っていましたが、
実は人と人の繋がりだったんですね。”
そう話すのは、鳥取県に暮らすS子さん。
5年ほど前、地元の商店街にあるお店でsisamの服を見つけたのが
今回のものがたりのはじまりだ。
そこで出会った30代後半の店主がとても素敵な人だったとS子さんは話す。
“その方がおしゃれに着こなしていたのが、sisamの服で。
すごくいいなぁと思ったんです。
店主さんにおすすめしてもらった品物から、少しずつ集めだしました。
普段行くお店に置いてあるものと、何かが違う。
そう感じたんです。”
その時、S子さんの心のアンテナをそっと掴んだのは、
生地の風合いやデザイン、それとも他の何かだったのだろうか。
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最初のデビューは、ガーゼの白シャツ。
春、夏、秋。
3つの季節にはそのまま一枚で着ることのできる心地よさ。
冬はニットとの重ね着アイテムとして、とっておきのインナーに早変わりだ。
いまでは3枚も持っているほど、S子さんの日常に根付く存在となった。
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数年前、店主さんの出産をきっかけに、そのお店が閉店してしまうことに。
“もうsisamの服が手にはいらないのではと焦りましたが、
それを機会に初めてのネットショッピングにチャレンジしたんです。
sisamの事務所に電話をかけて、スタッフさんの説明を受けながら
無事にお買い物ができるようになりました。”
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そして2021年。
今年も春夏秋冬、S子さんの肌と心にsisamの服が心地よく触れる。
“今年の夏は手刺繍のはいった薄手のトップスを、2枚手に入れることができて。
服を着ているほうが涼しいという感覚です。
サラサラして風が身体を通っていくんですよね。”
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秋はダブルガーゼやオーガニックコットンのトップス。
数年ものはくたくたになってきましたが、色んなカラーを揃えていっています。
シーズンごとに色が変わることで、日々の感度をあげてもらえるような気がするんです。”
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そして冬はニットの季節だ。
S子さんは、sisamの手編みニットに一目惚れをしたと話す。
“なんだかセーターが生きているように感じます。
そのなかにある特別な雰囲気や物語性を感じるんです。
今ではこの暖かい手編みニットがないと、冬を過ごせないくらいになりました。”
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S子さんの家には、服についていた紙タグが
しばらくの間、大事にしまわれていた。
“それは、生産者さんの素敵なお顔が載っていたからです。
繰り返し写真を見て、そこに添えられた文章も読んでいました。
そしたら、届いた服が身近に感じられて。
行ったことのない国やそこに生きる人に想いを馳せていました。
服を選んで買うことで役に立つことが出来るならば、
それは生きたお金の使い方だと思います。
物と物の繋がりと思いきや、実は人と人の繋がりだったのですね。”
5年前のあの日、S子さんの心に触れた何かは
目にはみえない糸のようなものだったのかもしれない。
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インタビューの最後にS子さんは、私は話すのが苦手だから…と、
ノートに書いてきてくれたメッセージを読み上げてくれた。
それはとてもまっすぐで、シンプルで、
ものすごく大切なこと。
今の時代を生きるわたしたちが
心の真ん中に留めておきたい言葉だと思う。
“着るモノも食べるモノも生活の仕方も
選ぶのは自分自身。
年齢や時代、環境によってそれは変化していきます。
自分が求めるものに出会ったとき、とても大きな満足感が得られるはずです。
自分の感覚が、それをキャッチできるように。
いつも素直に、純粋に、
自分の心に正直に。
自分自身を信頼して生きてほしい。
私も、そうありたいです。 ”
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タニ