
sisamスタッフ 8つの黒染めストーリー
心ときめいて手にした一着。
数年が経つと、思い出とともに色褪せや汚れが目立っていきます。
服の変化だけじゃなく、私たちの好みや似合う色が変わることだってあります。

もうそろそろお別れだろうか…。
いや、やっぱりまだ手放したくない。
そんなとき、もし「黒染め」という選択があったなら。
なんだかワクワクしてきませんか?
今回の黒染めプロジェクトのスタートに、まず心ときめいたのは他でもないsisamのスタッフたち。
「私も黒染めプロジェクトに参加します!」
勢いよく手をあげたたくさんのスタッフのなかから、
今回は8つの黒染めストーリーをご紹介します。
手仕事が生き返る

スタッフ:エンドウ(商品部)
現地の女性たちが一針一針刺した刺繍の美しい手仕事は、どんなに着れなくなっても、捨てることはできませんでした。
そんなKURTAブラウスたちが黒染めで生き返り、女性たちの手刺繍がまた着られるというだけで、小躍りしそうです。

「魔女の宅急便」のオソノさんのセリフにもあったように、黒い服は女性を美しく見せる力があると思います。
もし、洋服が日焼けしたり、シミができたり、色に飽きてきたりしたときは、あきらめずに是非黒染めを!
手触りもとても柔らかく本当に美しい黒に仕上がってきます。
おもわぬワンポイント

スタッフ:サキヤマ(オンラインストア)
入社前、sisamで初めて購入したのがこのトップスでした。
この数年で、お洋服の好みが変わり、ちょっと出番が少なくなっていた頃に
「黒染めしたいお洋服の募集」が!
黒に魅力を感じ始めている頃だったので、タイミングもぴったり。
迷わず依頼しました。


思いがけずステッチの部分だけ色が残って、 ピンタックがより映える一枚に!
想像以上の素敵さで、返ってきてくれました。
新しい服を買うのとは、また違う喜び。
まさに世界にひとつの服を手に入れた気分です。
好みが変わりやすい私も、黒色なら飽きずに楽しめる。
これから先また何年も、一軍トップスとして愛用していけそうです^^
深みと品を手に入れて

スタッフ:タカハタ(商品部)
sisamに入社した当初、初めて購入したシサムの服、ムササビサロペット。
履けば履くほど、愛着のある一着に。
そんなムササビサロペットも何回も履いていく内に生地の色あせが気になる様に…
まだまだ履きたいと思い黒染めする事にしました。

まるで新品の様になって戻ってきたムササビサロペットを見て、黒染めして良かったと思いました。
元々の黒よりも深い黒色になっていて、品良く生まれ変わったなと思っています。
ガーゼの肌触りも柔らかさにサラサラとした感じが加わり、履くたびに素足にガーゼの肌触りが心地よく嬉しい。
何よりも、これからもムササビサロペットと過ごせる事が嬉しいです。
思い出とともに蘇る

スタッフ:ワシノ(神戸三宮SOL店)
シサムに入社した当初、一目惚れで購入した真っ白な手刺繍のブラウス。
大好きすぎて、その熱がどんどん伝染していき…気づけば私の周りのお客様ほとんどがお揃いに!
そんな大切な思い出の服を、もう一度蘇らせたくて♪

ひどく黄ばんだ白いブラウスが、漆黒の艶あるブラウスに♪
新品のように生まれかわって帰ってきて、すごく感動しました!!
袖を通した瞬間、11年前のあの情景が蘇り…なんだか懐かしい気持ちにほっこり。
服って、ただ“着る”だけでなく、記憶も一緒に運んでくれるんですね。
色褪せても汚れても、1着を永~く大切に着ることが叶う「黒染め」を、
私のライフスタイルにとりいれていきたいとおもいました!
新たな魅力との出会い

スタッフ:古川(オンラインストア)
異素材使いの個性にグッときて購入したこのシャツ。
そのままの印象もとても気に入っていたので、ヘビロテして着ていましたが、少しデニムが色あせてきました。
そこにちょうど黒染めの募集が!
黒シャツを持っておらず、欲しいなと思っていたこともあり、黒染めすることに決めました。

染まった深い黒色が本当にきれいで、感動しました!
生地が柔らかくなったことで、印象も柔らかくなったので、
着やすく、色々な場面に着ていきたくなります!
糸の部分は染まらずに白く残っているため、ワンポイントとなって可愛さも加わりました。
ストライプ生地のストライプがうっすらと浮かび上がる感じも素敵。
長年愛用できる相棒の誕生です^^
デニムパンツも

スタッフ:ミズノ(シサム工房代表)
sisamのデニムをシーズンごとに1枚購入していて、今持っているのが3枚。
どれも頻繁にはいていてカジュアル感強くなってきていたので、
かしこまった時に履ける用に1枚を黒染めにだしました。

思っていた以上にかっこよくなって帰ってきた印象。
デニムの元の色と相まって極深濃藍色にも見える。
生地感がすごく柔らかくなって帰ってきたので、心地よさを感じつつも、少し心配になって染料を確認したら、
エコテックススタンダード100という日本より圧倒的に厳しいヨーロッパ基準の認証を
得ているというので環境面でも安心できてご機嫌です!
新しい黒と生地感に

スタッフ:ノムラ(神戸岡本店)
5年以上愛用しているプルオーバーは、少し墨黒のような感じに色が褪せてきました。
経年変化した色も気に入ってはいたのですが、”黒”に復活させたいと思ったのがきっかけです。

「どんな感じになるのだろう!」と手元に戻ってくるまでワクワクでした。
もともとは麻がメインの素材なのでシャリっとした着心地だったのが
手元に戻ってきたプルオーバーは生地が柔らかくなり、
今までよりもサイドの落ち感がでてスッキリとしたラインに。
ぱきっとした色に染まり上がり、これからもさらに5年以上楽しんで着ていきたいと思います。
服だけじゃない

スタッフ:ミズカミ(商品部)
すごくお気に入りだったネイビーのベレー帽が、かぶりすぎて色褪せてしまいました。
このままかぶるのはちょっと恥ずかしいけど、かぶらなくなるのはもったいない…と思っていたので、
黒染めに出すことにしました。


黒染め後、本当に新品のようにきれいな黒に生まれ変わりました。
またかぶれると思うと嬉しい!
ポリエステルの糸は黒く染まらずネイビーですが、うまく馴染んでいます。
黒染めは堅牢度が高いと聞いたので、黒のベレーとはこれから長いお付き合いになりそうです。
お洋服だけじゃなくて、天然繊維の帽子やカバンを黒染めしてみるのもおすすめです。
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「おかえり」と「はじめまして」が入り交ざった嬉しさを、
あなたの大切な一枚にも。
京都紋付さんとsisamの「黒染めプロジェクト」がいよいよスタートです!