２人の着比べ VOl.2
「春が来た！」という時季の心はずみが好きです。
今年の京都の桜開花予想は、3月21日だそう。（私の花粉症はすでに開花宣言しました…）
美しく、儚くもある春の風物詩を存分に感じたら、迎えるは、夏です。
季節の移ろいとともに、装いも徐々に春から夏へと更新していきましょう～！
着比べシリーズ、今回は春～夏に着回せる手編みニットのスタイリングをご紹介します。
153cm小柄スタッフは、重ね着を楽しむ大人カジュアル。
168cm長身スタッフは、縦長シルエットできれいめに。
それでは、タイプ別それぞれのニットの着こなしをご覧ください！
贅沢な二面
前後で編み目の変化を楽しめる、とっておきな一枚。
選ぶ面で着用の印象ががらっと変わるので、合わせるアイテムやその日の気分で。
（スタッフ身長153cm）
桜咲く、お花見日和。
爽やかな快晴のようにパリッとしたロング丈のワンピースに編み模様を重ねて。
ベレー帽と足元のレギンスのグレーの色を合わせました。
（スタッフ身長168cm）
肌を出す機会が増える夏は、カーブが綺麗なガーゼパンツと。
少し長めの丈感が、体のラインに沿い腰回りをスッキリと見せてくれます。
広がるシルエット
コットン糸を使用した軽やかなサマーニット。
フレアスリーブが上品さを演出し、自然と立ち振る舞いも美しく。
新緑の季節を感じる頃は、ストライプの草木染めワンピースと合わました。
下に更にスカートを重ねて、七分丈からのぞかせる柄もアクセントになります。
夏場の冷房対策としても活躍！ウッドボタンを閉じてさっと羽織る。
発色の良いパープルのワイドパンツが大人の余裕を醸し出します。
頼れる2way
最後は、二通りの形を楽しめるトップス。
編み目同士を結びあわせたら、なんとボレロ風カーディガンとしても！
腕をそろそろ出す季節。肌を通して伝わる編み目がなんとも美しい。
ニットの編み目とクロスパンツの交わるラインが、コーデ全体のポイントに。
夏の太陽にも映える、手編み模様。ノースリーブのワンピースにボレロとして。
チャコールグレイのカーディガンは、日焼けした肌とも良い相性です。
ベテランの職人や編み手により、表情に個性が現れるのが最大の魅力。
温もりが伝わる手編みだからこそ、身に着けるだけで力を貰える気がします。
強さと優しさ、そして愛しさ。
作る人、着る人、そしてそれを見ている人にも、洋服を通して、
溢れるエネルギーを循環させられたら、それは素敵なこと。
あなたにも、そんな一枚が見つかりますように。
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ワクイ
