5周年に皆さまへ

私たちのオンラインストアは2023年11月29日で、リニューアルオープンから5周年を迎えます。

世の中ではコロナムードが明けた一方で、
私たちそれぞれが以前とはまたちがう景色のなかで、日常を生きているように思います。

世界との関わり方や、日々の選択肢。
必要なもの、必要ではないもの。
時代の変わっていく音がより鮮明に聞こえてくる一年でした。

好きなものと出会い、心おどること。
かつて特別だったその瞬間は、情報やモノがあふれる今、以前よりもはるかに日常的になっています。

フェアトレードのものづくりは、そのなかでどんな光を放っているのでしょうか。

フェアトレードの仕組みの向こうに広がる、課題も喜びも尽きないものづくり。
そこに関わるたくさんの人々の生きる姿。

その光をどんなメッセージに変えることができるのか、日々悩み、進みながら、
皆さまに育てていただいたこの5年間に、スタッフ一同心より感謝申し上げます。

そしてこれからも、たくさんの人の想いや「好き」が集う、
温度あるオンラインストアを、楽しく豊かに広げてまいります。

皆さまの声をお聞かせください。

この度、6年目に向けてアンケートをご用意させていただきました。

普段皆さまと直接お話することの叶わないオンラインストアは、
このような機会にいただけるお声が、とても大切な道しるべとなります。

些細なことでも構いません。
皆さまのご意見やお知恵をいただけましたら幸いです。

※アンケートは終了いたしました。
ご協力いただき、誠にありがとうございました。

オンラインストアで働く私たち

オンラインストアでは、いま4名のスタッフが働いています。
5周年の機会に、私たちのことも改めて少しだけご紹介させてください。

ベースボール愛のウエムラ

新米スタッフとして、日々仕事に奮闘しております。
Instagramのリール(動画)担当もしています。

お客様と顔を合わせてお話しすることが難しいオンラインストアで、
どうすれば一枚一枚のお洋服の魅力を分かりやすく伝えることができるだろう…と、毎日が学びの繰り返しです。

今年はプロ野球の面白さに魅了され、球場に足繫く通った一年でした。

ゴールにボールが入ることで点を稼ぐバスケやサッカーと違い、
ホームベースに「人」が帰ってくることで点が入る野球。

選手や球場のファンたちが、その一人の帰還を願って
一生懸命応援する一体感に、チームで何かを成し遂げる素晴らしさと喜びを感じております♪

ベランダ菜園のワクイ

インスタグラムの運営を担当しています。

たくさんの情報やブランドが溢れる中で、いかに分かりやすく、
sisamの体現したい世界観や商品をお伝えできるかを意識しています。
お客様が楽しくお買い物ができるきっかけになればと、願いを込めて配信しています。

また、学生時代の服作り経験を活かし、商品着用モデルもしています。

学生時代に比べ、ものづくりの創作時間は減ってしまいましたが、
室内で観葉植物など、グリーンを愛でる時間がぐっと増えました。

また、家の小さなベランダで、ハーブをいくつか。
料理や入浴時に使用したり、心が緩まる日常の大切な瞬間です。

山登りパパのフルカワ

仕事は多岐にわたりますが、その一つがイベント担当。

皆さんとお会いすることは叶いませんが、スマホやパソコンの画面を越えて実際にお店に足を運んでいただくような、
温かさの感じる楽しいイベントを開催できればと日々試行錯誤しています。

最近は、子どもが2歳になり少し物心がついてきたので、家族での登山を再開しました。
座れるタイプのリュックに子どもを載せて、10kgオーバー装備だと思って登っています。

高山は厳しいので、低山のみですが、やはり山は最高ですね。
溢れる情報を全て遮断して、自然を思いっきり身体で楽しめる気がします。

少しずつ関西の低山を制覇していく楽しみが増えてわくわくです♪

へちま人形職人のタニ

最後は店長のタニです。

最近の楽しみは、へちま人形を作ること。
夏のあいだに庭で育てたへちまを乾燥させて、同じく庭生まれのコットンや野菜の抜け殻を縫い合わせて、謎の人形を作り続けています。

寒い冬のあいだでも、土とつながる楽しみを。
そしていつかまた土に還っていく、自分だけの小さなものづくりです。

作ること。食べること。住まうこと。日々の暮らしを楽しむ方法をいつも教えてくれるのは、同僚であるsisamのスタッフたち。
インスタグラム(@sisam_hitobito)でそんな日常も綴っていますので、のぞいていただければ嬉しいです。

実はシサム工房のカメラ担当もしています。

外を歩いているときも、素敵なお店にいるときも、
「この風景にあのワンピースは似合うだろうなぁ」「ここにあの雑貨を置いたら素敵やな‥・。」
と気づけばいつも撮影のことを考えている気がします。

私たちは一枚の写真や言葉で、どこまでのことを伝えられるんだろう。

答えが無限大にある仕事。
5年働いても、まだまだスタート地点にいるような感覚になります。

たくさんの人と関われることのできた温かな5年間をたずさえて、
これからもこの大切な場所で皆さまをお待ちしています！