あのベンチでまた会おう~sisamで作るオリジナルグッズ~
sisamでオリジナルグッズを作れることをご存知でしょうか。
フェアトレードのものづくりに、あなただけの個性やメッセージを重ねることのできる「2 smiles novelty」。
記念品や結婚式の引き出物、イベントTシャツなど、その楽しみ方はアイデア次第。
「オリジナル」という特別な楽しさとともにフェアトレードの持つメッセージもさりげなく添えることのできる、
日頃のお買い物とはまたちがった、新しい選択肢だと思っています。
その一つとして選ばれているのが、卒業記念品です。
sisamでも、昨年、特別な想いを持って記念品を作ったスタッフがいました。
今回は、そのお話を少しだけ。
あのベンチでまた会おう
4時半に目覚ましが鳴り、眠い目をこすりながら台所に立つ。
3年間、野球をがんばる高校生の息子のために、毎日お弁当を作っていたスタッフのタネ。
息子が卒業した昨年の春、タネもまた、母の青春を走りきりました。
息子が高校に入学したのはちょうどコロナが広がりだした年。
まるまる3年間、マスクの時代のなかで高校生活を過ごしてきました。
さまざまな制限があったし、大きな声で練習ができないこともあるなかで、
それでも彼らは、彼らだけの時間を力いっぱいに謳歌しました。
その時間の象徴ともいえる場所があります。
グラウンドにある、古いベンチコーナー。
部室のない野球部にとって、集う場所はいつもそのベンチ。
くだらない話で笑ったり、試合の結果に涙したり、多くの時間を過ごしてきました。
何十年も前からそこにあるベンチは、先生や家族とともに多くの学生たちの日々を見守り、支えてきた存在です。
その取り壊しが決まったのは、彼らの卒業前のことでした。
彼らの門出に、母として精一杯の追い風をおくりたい。
タネの心に浮かんだのが、このベンチの風景を彼らの日常に寄り添う形で残したいということ。
そこで保護者チームで話し合い、卒業記念品としてフェアトレードのトートバッグを作ることになりました。
彼らの人生のなかで「フェアトレード」という言葉に触れてもらうきっかけにもなればという想いも込めて。
その絵を託されたのは、同じくsisamのスタッフ、カメダ。
野球を愛するカメダがその想いをしかと受け取り、丁寧に描き上げた風景。
今でも声が聴こえてくるような温度あるその風景に、野球部の卒業生23人の名前をのせました。
それぞれが選んだ新しい道を、今もぐんぐんと進む23人の息子たち。
グラウンドに、もうあのベンチはありません。
それでもそれぞれの記憶のなかで、しっかりと根をはり、いつまでもそこに在る大切な場所です。
大人になっていく節々で様々な困難が待っているけれど、その時はあのベンチに帰ってきてほしい。そして思い出してほしい。
同じように今を精一杯生きている仲間の存在を。
いつでもあなたたちを応援し、誇りに思っている人たちがたくさんいるのだということを。
彼らとともに青春を走りきった大人たちの、心からの願いとエールを込めて。
グッズ作成に向けた4つのstep
1,まずはお気軽にお問合せください
お問合せフォームに、ご希望の商品、数量、印刷の有無、納品希望日をお知らせください。
ご希望が特にない場合でも、予算や納期をお知らせいただければ、それに合うご提案をさせていただきます。
グッズにできるアイテムの種類はなんと20種類以上!!
「こんなものはできるの?」
「3月に何か記念品を作りたいのだけど‥」などなど、まずはお気軽にご相談ください!
2,ご発注から入稿まで
見積書作成 → ご発注 → ご入金 → 生産・印刷スタート!
お問合せ内容をもとに作成させていただく見積書をご確認のうえ、正式に発注いただきましたら、ご請求書をお送りいたします。
お支払い完了後に、生産・印刷を開始させていただきます。
3、生産(印刷)
国内の在庫を使用する場合は約1か月納品、国外で一から生産する場合は約3か月~6か月のお時間をいただきます。
4,いよいよ納品!
数枚ごとに大袋に入れ、段ボール梱包にてお届けします。
個包装をご希望の方は、別途お見積りさせていただきますのでお知らせください。
皆さまそれぞれの大切なシーンに、皆さまだけのオリジナルグッズが届く瞬間を楽しみに、私たちも想いを込めてご用意させていただきます。