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おくりもの
皆さんは「おくりもの」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
誰かの喜ぶ顔だったり、あの時もらったプレゼントの包み紙だったり…
温かく幸福な響きをもつこの5文字を、もし何か形や模様、色で表現するとしたら。
きっと人それぞれ素敵なアイディアが出てくると思います。
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セミのオーケストラが響く8月。
インドやネパールから、今年の秋冬を彩る品々が届きました。
あまりの暑さに、でろでろにバテていた私たちも、
一気に気持ちが秋冬の日々にワープした瞬間。
今年の秋冬テーマは、そう、「おくりもの」なんです。
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衣服やショール、雑貨、アクセサリー、可愛いマスコットまで。
約140もある品々、その一つ一つに想いが込められています。
シサム工房のデザイナーは、海の向こうの生産者とともに
「おくりもの」という言葉から、何を想い、どのような表現にたどり着いたのでしょうか。
生地に宿した温かな気持ち
多くの衣服をネパールやインドの生産者とともに開発している、スタッフのミズカミ。
ネパールの生産者団体マハグチの人々とともに生み出す衣服たちは
いつも生地やシルエットにとことんこだわって作られています。
ミズカミは”おくりもの”という言葉から、”人が人のためを思う気持ちの温かさ”を
生地や色味で表現したいと考えました。
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今回のイチオシは、ミズカミが一目ぼれした生地を使ってデザインした一着。
優しく落ち着いた赤は、私も初めて出会った素敵な色味でした。
でもよくよくみると、実はむらさきとオレンジの2色の糸が重なり合って生まれた生地なんです。
ダークトーンになりがちな秋冬の服だからこそ、おくりもののキラキラしたイメージを
生地の色味にもとりいれています。
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そして今回から新しく仲間入りをしたのが、厚手の手織り生地。
機械では決して生み出せない、人の手ならではのぬくもりや味わいを感じることができます。
大きなポケットをつけたのは、何かちょっとしたおくりものをポケットに潜ませてほしいという遊び心から。
身に着ける人の日常を、より素敵なものに演出してくれるデザインの品々です。
世界で一つのおくりもの
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インドの生産者団体カラティマクからも、手刺繍の技がひかる品々が届きました。
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一つの絵のようなたっぷりの手刺繍に思わず目をうばわれるのが、この一枚のワンピース。
そのモチーフの原点となったのが、ミズカミが子どもの頃に見ていた、祖母の姿でした。
パッチワークをするのが好きだった祖母が、よく近所の人たちに自分の作品を贈っていたそうです。
誰かを思い浮かべながら、想いを込めて一針一針縫う姿は、
まさに手刺繍をつくりあげるインドの女性たちにも重なるものがあったのかもしれません。
雪や木の実、雨や太陽などの自然の恵みを、まるでパッチワークのように大きなポケットに詰め込んだワンピースには、
そんな”世界で一つの温かなおくりもの”が表現されています。
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そしてもう一枚のワンピースには、おくりものならではの「リボン」がワンポイントに。
片方できゅっと結べば、大人でも楽しめるさりげないリボンデザインに仕上がります。
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リボンの細やかなところにもしっかり手刺繍がほどこされているのは、まさに作り手の技術の賜物ですね。
幸福な日々を願うおまもり
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ネパールで手作りされているsubakamanaシリーズ。
真鍮の輝きをもつアクセサリーと「おくりもの」という言葉を重ね合わせたとき、
思い浮かべるのは、クリスマスシーズンの特別なおくりもの。
男性へのギフトにも、フェアトレードの魅力を添えられたらと
担当のエンドウが提案したのが、subakamanaのペアリングでした。
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デザインをよりシンプルに、サイズの幅を広げたことで
ペアリングとして楽しんだり、恋人や家族への特別なおくりものにも。
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また、おくりものから「赤」をイメージしたエンドウが、
選んだモチーフは、”ヒイラギ”。
西洋でも日本でも、お守りの意味合いをもつヒイラギは
花言葉にも「保護」という意味があるそうです。
毎日身につけるアクセサリーだからこそ、
大切な誰かの幸福な日々を守ってほしい。
そんな想いを、可愛いデザインに潜ませました。
肌ざわりを贈る
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秋冬を心地よく包んでくれるショールたちも、生産者の技術とともに
エンドウがデザインをしています。
今年のお気に入りは「極上ショール」。
インドからサンプルが届いたとき、そのとろけるような肌ざわりに、スタッフ一同感動の嵐。
自分の感じた心地よさを、大切な人にも感じてほしい!
そんな想いから生まれました。
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男性でも使いやすい落ち着いたトーンのショールも充実。
大切な人の時間が、特別な心地よさ、温かさに包まれるものでありますように。
そんな願いを叶えてくれるショールたちです。
日常の愛おしさ
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今回、生地のデザインも担当したエンドウ。
保育園に通う娘が、どんぐりを拾うのが好きで、よくプレゼントしてくれるそうです。
気づかずに、ポケットに入ったまま洗濯してしまうこともしばしば…。
そんなささかな日常が、実は何よりも愛おしいおくりものなのかもしれません。
娘との何気ないエピソードがモチーフとなった、ころんと丸いキノミの絵。
インドの作り手たちとやりとりを重ねながら、素敵な手刷りプリントの品々が届いています。
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そして、もう一つは、エンドウ自身が好きな「赤ちゃんドングリ」がくっついたコエダを
モチーフにしたいと考えました。
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秋の散歩道には、実は自然からの可愛いおくりものが溢れている。
そんなことをそっと思い出させてくれるような、とびきりの一着です。
心地よさのおくりもの
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私たちの毎日を心地よく包み込んでくれるオーガニックコットン。
コットンの栽培から、一枚の服が完成するまでの全ての工程を、
インドの生産者によってこだわりをもって作られています。
担当のキドウは、野菜や果物、そして秋の木の実など
自然がわたしたちに恵んでくれる”大地のおくりもの”を、生地の色にしたいと考えました。
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温かで優しいオレンジは、オーガニックコットンでは初めての色。
よく見るとさまざまな色糸が混ざったメランジ生地なので、生地の温かみをより伝えてくれます。
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コートの下でも着られるけど、インナーっぽくはならないものを。
腕まわりは細身にして、身幅はゆったりリラックスシルエットに仕上げました。
裾のカーブデザインが、どんなボトムスにも合わせやすい包容力に。
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また今年はザックリ編みのコットンニットも充実しています。
ウールが苦手な人でも、真冬に温かく着られるコットンニットを。
これもsisamと生産者からの”おくりもの”の一つです。
贈る想いを編み上げる
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冬の到来を楽しみにさせてくれる手編みシリーズ。
特にミトンやルームシューズは、まさに夢に描いたような素敵な”おくりもの”そのものです。
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担当のワタナベは、冬の木々を彩る小さな花、色とりどりの落ち葉、神秘的な月の満ち欠け。
そんな自然からの美しいおくりものをテーマに、デザインを考えました。
とても難しく繊細な編み模様を、ネパールの生産者も丁寧に仕上げてくれています。
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ラッピングペーパーをモチーフにした楽しい手編みセーターは、
持ち主の着たときのワクワクした気持ちを思い浮かべながら作った一枚。
今まさに包み紙をあける時の、あのドキドキとした高揚感を編み上げました。
真冬には、コートからちらりとのぞかせるのも可愛いですね。
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海の向こうの生産者とsisamからの”おくりもの”。
今年も一つ一つの物語を共にして、私たちの手に届きました。
「たくさんの人の秋冬の日々に寄り添えるものとなりますように。」
生産者や私たちの想いとともに、誰かの日常へ旅立つ日を待っています。
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タニ
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