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フェアトレード・プレミアムを知っていますか?

SISAM COFFEEの森から 第9話

「SISAM COFFEE」のコーヒー豆を届けてくれている
環境NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)」の反町さんから
現地レポートが届きました。

今回は「フェアトレード」の仕組みについて、一緒に勉強してみませんか。

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「フェアトレード」という言葉は「フェアなトレード」つまり「公正な交易」のことを言うわけですが、
何が「フェア」かは、人によって違う可能性がありますよね。

そこでそれを判断するには基準が必要になります。
それが、フェアトレードに認証が必要な理由です。

そしてフェアトレードとはいうのは、生産国とそれを購入する消費国との間で行われる国境を越えた「貿易」において
「フェア」であるかどうかを判断する基準ですので、国際基準でなければなりません。

「言うは易し」ですが、世界のあらゆる商品の生産に関わる人が納得するような
「フェア」な基準を作るのは容易なことではありません。

(アジア太平洋地区のFLO認証生産者団体の数は261団体。そのうち小規模農家は184団体(2017年))

フェアトレード認証を付けることのできる認証団体には
国際フェアトレード機構(Fairtrade International:FLO)と、世界フェアトレード連盟(WFTO)があります。

FLOの認証は製品に対して与えられるもの、
WFTOの認証は団体・組織に対して与えられるものと言っていいと思います。

さらに、WFTO認証では、団体・組織への認証だけでなく、その国際基準に沿って生産し、
販売する製品一つ一つに認証をつけることのできる仕組みがあります。
複雑ですね~。

でも、これらは、認証過程においても「フェア」であるために、
関わる人が知恵を絞って生み出した結果、最低限必要なシステムとして
現在機能しているものなのです。

フェアトレード認証というのは、簡単に言ってしまえば、
生産する過程において、生産者への適切な支払いを保障し、生産地の環境を痛めつけず、
生産している人々の人権など暮らしの安全と公平を実現しているかどうかを
チェックするシステムということができると思います。

フェアトレードであることが明らかである商品を買うことは、
その商品が生み出される場所から、人も環境も社会も傷つけずに届けられたものというわけです。

それらを使う人、食べる人、身に着ける人たちは、そういった「気持ち良いモノ」を
暮らしに取り入れることができているというわけですね。

その流通や販売など、その過程に関わる人も、みな「しあわせ」なはずです。

さて、生産者の人たちにとって「フェアトレード」なものを
生産している実感はあるのでしょうか?

買ってくれている人の方にはあまり知られていないようですが、
フェアトレード認証を受けた生産者には、「プレミアム」(奨励金と訳されることもあります)が支払われています。
プレミアムとは、商品の買取価格とは別に、生産者に対して、
いわば「「支援金」みたいなものが上乗せされて支払われるということです。

このプレミアムは、コーヒーを買ってくれている人(あなた)、それを輸入している人(シサム工房)、
生産国で輸出している人(私たち)など、皆で負担して、生産者の人に届けられています。

ここフィリピンのコーヒー生産地では、コーヒーの人気は高まる一方で価格暴落の心配は当面なさそうだし、
すべてが小規模農家で家族・親せきで協力し合って生産していて、
強制労働や児童労働は起こりっこないというのが現状です。

心配なのは環境面での配慮がされないということですが、そこは私たちの母体は環境NGOなので、
口を酸っぱくして「アグロフォレストリー(森林農法)で植えましょう!」と主張し続けています。

なので、農家にとって「フェアトレードの魅力=プレミアム」と言っても過言ではないと思います。
さて、あなた(あなたですよ!)が支払ってくれたプレミアム、
シサムコーヒーの産地ではどんなふうに使われているのでしょうか?

シサムコーヒーの生産地が抱えているいちばんの問題は、
収穫したコーヒーの赤い実を輸出するための生豆にするまでの加工や乾燥に必要な機材が不足しているということです。

そこでプレミアムは、加工や乾燥に必要な資材の購入に充てて、
シサムコーヒーを生産してくれている農家の組織に届けられています。

1トン(1000キロ)の生豆を生産してくれている組織は1000キロ×プレミウム48円/Kg。
ちょうど、収穫したコーヒーの実の果皮をむく手動の小さな機械1台分になります。

あなたがほんのちょっと上乗せして支払ってくれたプレミアムが、
この農家の笑顔につながっていると思うと、ちょっと嬉しくありませんか?

まだまだ、おいしいコーヒーを作るために
必要な小さな機械や資材は不足しています。

シサム工房と私たちは協力してクラウドファンディングで、今年の収穫期に間にわせるために寄付を募っています。

この笑顔がもっと広がるようにぜひご協力ください!

執筆:  反町眞理子
Mariko Sorimachi

1996年よりフィリピン在住。
2001年環境NGO「Cordillera Green Network(CGN)」をバギオ市にて設立。
コーディリエラ山岳地方の先住民族の暮らしを守り、山岳地方の自然資源を保全するために、
環境教育、植林、生計向上プログラムなど、数多くのプロジェクトを行っている。
2017年、CGNのスタッフたちとともに、社会的企業Kapi Tako Social Enterpriseを創立。

「SISAM COFFEEの森から 1~8」は >>こちらから<<

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