
贈り物がきっかけで 第2話

たくさんの贈り物が飛び交う12月。
今回は、sisamスタッフのプライベートをのぞき見コラムの第2話です。
はたして、フェアトレードの会社で働く人たちは、
普段どんな贈り物をしているのでしょう?
コンコンコン、こんにちは。
あなたの贈り物事情をおしえてください。
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神戸・三宮SOL店店長のマニワ。
入社8年目の彼女がはじめてシサム工房を知ったのは、パートナーからの贈り物がきっかけだった。

「近所の店で可愛いのを見つけたから」と誕生日にもらったこのtibitのアクセサリー。
約10年ほど前、神戸・岡本店で見つけてきてくれたもの。
これが、マニワにとって初めてのフェアトレードアイテムだった。

”フェアトレード”というものがまだ遠い存在だった彼女は、
「こんなに可愛いものあるんだ」
と衝撃的だったことを今でも鮮明に覚えているという。
“貰う人、贈る人、作る人、みんなが幸せになるギフトってスゴい!”
このネックレスをもらったことで、新しい価値観に出会った彼女は、
その年から、ギフトはシサム工房神戸・岡本店で買うことにきめた。
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“クリスマスには、親しい人にプレゼントを贈る”
ということが習慣になっている彼女は、
毎年クリスマスには親しい人、家族にギフトを贈っている。
「ちっちゃいころの楽しい気持ちっていうのを、
人にもプレゼントしたいと思ってるのかもしれないですね。」
マニワは小さいころからクリスマスに贈り物をもらう機会が多かった。

これはマニワのお父様が手作りした丸太のスタンド。キャンドルを灯して、家族でクリスマスを待っていたそう。
小さいころからのクリスマスの習慣に、
新しく“フェアトレードのものを贈る”という習慣が重なった。
マニワにとっての贈り物は“ぬくもり”。
「嬉しい気持ちとか全部まとめて表すとこの言葉。
あ、だから、無意識的にクリスマスにフェルトとかニット小物を贈ってるのかも。」

「当時は、フェアトレードを広げたいということまでは考えてなくて、
ただ貰って自分が嬉しかったから、私も贈ろうかな、くらいのことだったと思います。」
そうして自然とはじまった、毎年のフェアトレードギフト。
マニワが贈ったこのギフトが、
新しい価値観にはじめて触れるきっかけとなった人もいる。

一緒に音楽をするメンバーでもあり、親友でもあるマニワの仲間たち。
この中には、シサム工房の常連になってくださった方までいる。


「手作りの贈り物をもらうと、あったかい気持ちになります。」
「自分のために選んでくれてる時間がうれしい。」
そんな貰い手の想いとともに人を想いあう価値観が、
贈り物というアクションからゆっくりと広がっている。
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小さいころに当たり前のように感じていた
クリスマスの幸せを、今も周りの人に与え続けているマニワ。
そしてそのギフトはフェアトレードのものを選ぶ。
一つのギフトがきっかけで
マニワのように大きく人生が変わることだってある。

さあ、あなたはどんなきっかけをプレゼントしますか。
ギフトが主人公の、素敵なノンフィクション物語。
これにておしまい、おしまい。
フェアトレードの品々とともに、次はあなたの物語を綴ってもらえますように。
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サキヤマ