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うっとりサテンで旅をする
いざsisamの旅へ 第1話
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サテンの柔らかい光のなかに、旅のときめきを手刺繍で描いたシリーズ。
私たちの日々をドラマティックに彩る色やデザイン。
旅先の街にも日常にも溶け込む、品のある華やかさをもった3色を選んだ。
モロッコの風が吹く
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まずはモロッコ男性の民族衣装をモチーフとしたブラウスから。
可愛く並ぶくるみボタンに視線が注がれる一枚。
アームホールにたっぷりの布を使ったパターンが、美しいゆとりをみせるデザインだ。
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この一枚に刺繍されたのは、モロッコの旅で出会えるものたち。
デザイナーが学生時代に訪れたフェズという迷路の街。
たくさんの職人が暮らす場所だ。
ミシン一台が誇らしげに置かれた小さな店が並ぶ情景が今でも心に残っている。
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その街で口にしたのは、ウチワサボテンだ。
屋台で売られていたものを一つ食べてみる。これがさっぱりしていて美味しい。
旅先で生きる人たちにとってはごく日常の味が、自分のなかに入ってくる。
また一つ、自分の身体が世界を知った嬉しい瞬間だ。
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そんな思い出のサボテンと、モロッコの山脈の麓に咲くというダマスクローズを
手刺繍で可愛く表現してもらった。
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あえてデニムとあわせてカジュアルに着こなしたとしても、
どこか神秘的な空気をまとってくれる。
モロッコまでとは言わずとも、いつもよりもちょっと遠くまで足をのばしたくなるような
胸が高鳴る一着をぜひ。
街並みに溶け込む
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建物が細部まで素敵にかたどられたモロッコの街では、
どこを歩いても自分が絵の一部になったような感覚に包まれる。
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KL サテンソデラインシシュウBlouse
そんな美しい街に溶け込むような、品とゆとりのあるブラウスをデザインした。
首元のリボンとタッセルが印象的な一枚だ。
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首回りや袖山、袖口にはいったギャザーが隠し味。
平坦にならず、サテン生地が活き活きするような立体感が生まれる。
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刺繍はモロッコのタイルをイメージしたもの。
ディテールを華やかに仕上げながらも、日常的にまといたくなる着やすさが魅力だ。
絵に描きとめておきたくなるような、特別な時間をぜひこの一枚と過ごしてほしい。
シンプルシャツにも旅をひとさじ
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KL サテンヒヨクシシュウロングSH
ハンサムな印象も持つロングシャツ。
ボタン部分は、鳥が羽を畳んだような「比翼仕立て」になっている。
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横姿も抜かりなく。
カーブラインにこだわった裾デザインで、やわらかな印象も寄り添わせて。
日常的に着まわしやすいシンプルな一枚だ。
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でもそれを一味も二味も変えてくれるのが、ヒヨク部分にはいった旅の手刺繍。
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モチーフにしたのは、ポルトガルの街で目にとびこんでくる美しいタイル。
視界がタイルの模様でうまるような美しい家々に、一度は囲まれてみたいと憧れる。
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旅のお供である羅針盤もモチーフの一つだ。
あくまでもさりげないデザインなので、あわせるボトムスや小物によって
印象を自由に変化させることのできるロングシャツ。
シンプルのなかに、旅のときめきをひとさじ。
日常の味が少し変わるはずだ。
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サテン生地のうえで、まとう人の旅への想いがゆらゆらと光を放つ。
この秋、優しい光沢と柔らかさにぜひ身を包んでほしい。
わたしの旅
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デザイナーのミズカミは根っからの冒険家気質。
学生時代から様々な国をめぐってきた。
五感をフルに働かせて、その場その場での予期せぬ出会いを心から楽しむ。
年を重ねた今、安全性が前よりも大切になったり、底知れぬ体力が懐かしくなったりと、
あの頃よりも少し足どりは重くなってしまったのかもしれない。
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それでもミズカミは旅を求めている。
ガイドブックにも載っていないような道や食べ物。そこで生きる人たち。
旅路では、見るもの、匂い、音、全てに五感が研ぎ澄まされていく。
びりびりと肌で感じるリアルな「旅」には、何歳になっても心焦がれるものだ。
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そしてミズカミは、旅することで自分ではない誰かを知り、想うことができると話す。
自分の考えることがすべての常識ではないということは
普段は分かっていても簡単に受け入れることが難しい。
旅に出れば、不思議とそれがすんなり自分のなかに入ってくるのだ。
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角度が変われば、そこにはたくさんの物事の見方が存在しているということ。
それが交わったり、すれ違ったり、溶け合いながら、私たちは生きているんだということ。
そのことを確認するために、私たちは旅に出るのかもしれない。
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タニ
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