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春をいただきます
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我が家の小さな庭にも、春の宇宙が広がっています。
ヨモギやカラスノエンドウを筆頭に、小さな植物や虫たちが土から顔を出し始めました。
何かとバタバタ過ぎていく4月ですが、一日だけは何も予定を入れない休日を作ることにしています。
それは、遠出をせずに半径10mの範囲で、とことん春を味わう一日。
自分の心と体にも、春の到来を教えてあげる一日です。
手のひらサイズの春を食す
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寒い冬にふと浮かんだのは、「春になればヨモギの肉まんを作ってみたいなぁ」ということ。
ここ数週間は、まだかなぁ、まだかなぁ、と地面ばかりを見ていました。
そして、念願の日がやってきました。
朝露で光るヨモギの新芽を、両手でおさまる分だけ摘みます。
沸騰したお湯にさらし、塩を少々。
新芽なので、あく抜きの必要もありません。
水にさらすと、うっとりするほどの緑が楽しめます。
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ランチに食べたいときは、肉まんの皮は朝に仕込んでおくのが基本。
朝日を浴びながら、こねこねタイムスタートです。
今回のレシピ
薄力粉 150g
強力粉 100g
ミキサーにかけたヨモギペースト(牛乳を100CC合わせて)
砂糖 大さじ1杯
ベーキングパウダー neemスパイススプーン1杯分
ドライイースト neemスパイススプーン1/2杯分
・こねながら、耳たぶの固さになるまで少しずつぬるま湯を足していく
※りんご酵母をスプーン1杯入れると、さらに美味しいです
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とにかくこねて、こねて、こねまくることがコツ。
だんだん生地がまとまってきます。
びよーんと伸ばしても、生地が切れずに薄い膜のようになるタイミングが目安です。
ここからは発酵タイム。
わたしは電気毛布にくるんで、2時間ほど置きました。
2倍くらいに膨らめば、良い頃合いです。
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生地を6等分にして、手でのばしていきます。
具材はお好みで。
タケノコとしいたけは、個人的にマストな存在。歯ごたえが変わります。
本格中華風にしたいときは、花椒や紹興酒も少々混ぜ込んでおくのがおすすめ。
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具は多すぎるかな?というくらい詰め込んで、ちょうど良いかもしれません。
あとは生地をのばしながら包んでいきます。
肉まんの口ともいえる先っぽを作るのが、なかなか難しい…。
必ず同時に自分の口もとがってしまっているのは私だけでしょうか。
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可愛い可愛い、みどりの肉まん。
冬の間、ずっとあなたを待っていましたよ。
あとは蒸し器で15分です。
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さてさて、窓辺にちゃぶ台を置いて、お花を飾れば…
特別な食卓のできあがりです!!
春の野菜で作ったおかずを副菜にして、彩りも華やかに。
それでは、春をいただきます。
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贅沢はしていないのに、心とお腹が優しい何かで満たされていく感じがします。
ヨモギの香りがほのかに鼻を抜ける、今だけの美味しい肉まんの完成です。
時間をかけて、手を動かして、季節の「食」を作ることにじっくり向き合う。
そんな一日を持つことが、何よりの栄養なのかもしれません。
お家ピクニック
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もう一つ、ご提案。
お家でピクニックはいかがでしょうか。
もちろん近所の川辺や公園があれば素敵ですが、
家のお庭でも、ベランダでも、青空のもとで食事をすれば、それはもう素晴らしきピクニックです。
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いつもはお部屋でつかっているバスケットを、ピクニックバッグに。
色々と詰め込むだけで、気分が上がります。
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お日様をライトにして、地べたに座って食べる。
それだけで五感に豊かなスイッチが入ります。
木皿の収納には、同じくインドで生まれたオクリモノブクロを選びました。
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つづらには、春キャベツや菜の花のサンドウィッチを詰め込んで。
デコポンの酸味とやわらかく通り過ぎる春風を、デザートに楽しみましょう。
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お日さま、芽吹き、風、花ふぶき。
春はたくさんの栄養を含んだ季節だと思います。
日々、目の前を通り過ぎる春を、自分の手ですくいとっていきたいですね。
皆さまのはじまりの季節が、健やかに咲きますように。
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